漫画備忘録:すえっ子台風(1971)

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「すえっ子台風」は5人姉妹の末っ子でボーイッシュ女の子が主人公の話です。

週刊少女フレンドで1971年5月~1971年10月発行まで連載されていました。

かわいい絵の阿部律子(あべりつこ)さんの漫画です。

※ネタバレあります。ご注意ください。

「すえっ子台風」ざっくりとしたあらすじ

5人姉妹の末っ子:昇(のぼる)は

男の子が欲しかった父に

男の子っぽく育てられ

運動神経は抜群になる。

そんな昇も成長し高校生になる。

たくさんの運動部から誘いがくるが

バスケットボール部からは来ない。

そんな昇の高校生活と部活と

恋と家族の楽しいお話です。

主な登場人物

大野昇(おおの・のぼる)

主人公。高校生1年生。

口が悪く、ヨレヨレのGパンを履き

痩せ型の女の子。

一人称は「あたい」。

父が男の子っぽく育てたので

母や姉からは別格扱いされている。

バスケ部の貴公子に憧れる。

林 昭平(はやし・しょうへい)

同じ中学の同級生。

昇とは男同士の友達的存在。

下原美保(しもはら・みほ)

同級生。高校で最初に友達になる。

お人形みたいにかわいい。

雪山岳夫(ゆきやま・たけお)

担任教師。

通称:雪男。

髭面でもっさりした感じ。

頼りになる先生。

原さん(はら)

3年生で女子バスケ部部長。

美人で気が強い。

昇に対して厳しく接するが

昇に才能を感じている。

貴公子:山辺さん(やまべ)

3年生で男子バスケ部部長。

貴公子と呼ばれるほどイケメン。

女生徒の憧れの的。

原さんとはお互いに実力を

認め合っている。

大野家の家族

父:正雄(まさお)・・・優しいお父さん。昇を男っぽく育てた張本人。

母:淑子(としこ)・・・事あるごとに昇を女らしくしようとする。

長女:笑子(えみこ)・・・おっとり美人。

次女・史子(ふみこ)・・・知的なメガネ美人。

三女:留美子(るみこ)・・・高三。明るい美人。昇とは違う高校に行っている。

四女:富子(とみこ)・・・高二・留美子と同じ高校。ぽっちゃりで髪形はポニーテール。

1971年代ってどんな時代?

1971年代はまだまだ男女という

くくりが強く、

男は男らしく

女は女らしく

という考えの時代でした。

スマホやCDもなくラジカセ

(記憶媒体はカセットテープ)

の時代です。

それも1970年代後半にならないと

一般家庭にはありませんでした。

また、カップヌードルが発売され

マクドナルドが銀座にオープン

した年でもあります。

運動神経抜群なのにバスケットボール部から勧誘がこないのは?

運動神経抜群の昇になぜ

バスケ部から勧誘が来ないのか?

1つは部長の原さんをはじめ、

強い部員が揃っているからです。

2つ目は、昇にはバスケの

経験がない。

この2つが理由と思われます。

昇がバスケットボールを始めたきっかけ

自分に勧誘がこないバスケ部。

そして原さんの昇を軽く扱う態度。

そんな原さんに昇はメラメラと

対抗心を燃やします。

このあたいを誘いに来ないなんて!

ともあれ、これが

昇がバスケットボールを

始めるきっかけになります。

最初は苦戦し、一度はやめると言い出す

スポーツらしいスポーツを

したことがない昇は

慣れない運動で体調を壊します。

その後いろいろあって

一度はバスケ部をやめると言います。

しかし、原さんはあの子は絶対に

戻って来ると確信していました。

結局、昇はバスケ部に戻り

大会にも出場します。

憧れの貴公子:山辺さんと、原さん

イケメン山辺さんは

貴公子と呼ばれて

女生徒の憧れの存在。

同じバスケ部ということで

昇は顔と名前を覚えられます。

後に昇は貴公子に恋心を

抱き告白して振られます。

元々部長同士で認め合っていた

貴公子と原さんはその後

お付き合いすることになります。

お姉ちゃんと先生が結婚

雪山先生は面倒見がよく

現代ではNG行動ですが

家に生徒を呼んで話をします。

ある日、雪山先生が昇の家に

来た時、長女の笑子と出会います。

面倒見のよさがにじみ出ていたのか

笑子は先生を好きになります。

先生も笑子のことが好きになり

最終回で結婚式を上げます。

すえっ子台風最終回はバスケ部の試合か?結婚式か?

長女笑子と雪山先生の結婚式が

バスケットボール大会の日でした。

昇は悩みます。

どちらに出るか。。。。。

悩んだ昇はバスケを選びます。

昇はテープレコーダーに

「花嫁人形」を自分で歌って録音し

結婚式でかけてもらいます。

笑子は昇のスピーチと歌を聞いて

感動します。

サッパリした昇の魅力

昇はサッパリとした性格で

悩みがあってもいつまでも

クヨクヨ悩みません。

美保ちゃんとの関係が微妙に

なった時も、美保ちゃんに

ズバッと理由を聞きます。

貴公子と原さんがうまくいきそうな

時にも貴公子に自分の気持ちを素直に

ズバッと言って玉砕します。

読んでいて気持ちがいいです。

書籍情報

講談社KCフレンドのレーベルで

全2巻で出ています。

現在入手は難しいです。

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