漫画備忘録:おれは海の子(1975)

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「おれは海の子」は昭和40年ごろの離島に住む少年の話です。

小学六年生で1975年4月~1976年2月出版まで連載、完結しています。

「町からきた山猿」の作者:滝瀬尚信さんの漫画です。

※ネタバレあります。ご注意ください。

「おれは海の子」ざっくりとしたあらすじ

昭和40年代ごろの離島。

港がない離島なので、波が高いと

定期便も近くまできて帰ってしまう。

そのためか島の生活は貧しい。

主人公の海太(かいた)はみなしごで

親戚の源三おじさんの家で暮らしている。

昔、港を作る工事で事故で

父は行方不明になり、

源三おじさんは片腕をなくした。

源三おじさんは海太につらく当たり

酒ばかり飲んでいる。

島の住人と子供たちも海太のことを

よく思っていない人達が結構いて

事あるごとに海太のせいにされる。

しかし、源三おじさんの娘のアキと

葉山先生や小さい子供たちは

海太のことをわかってくれる。

ある日赤潮という金持ちが

島にやってきた。

村有林を売って欲しいという。

海太の父のことを知っているようで

海太はなんとかして赤潮から

父のことを聞こうとする。

厳しい環境の中で強くたくましく

生きる少年のお話です。

主な登場人物

海太(かいた)

主人公。たぶん小学六年生。

家族はいなく、親戚の源三おじさんの

家に居候している。

船の操縦ができる。

小さい子供たちには頼れるアニキ。

村で事あるごとに海太のせいに

されるがだいたい事件を発見して

それを止めようとして動いて

誤解されてしまう。

葉山先生

三か月前に赴任してきた女性教師。

島の事情にはまだ慣れていない。

海太の理解者。

アキ

源三の娘。

海太に当たる源三を止めたり

海太の味方になってくれる。

海太のことを信じている。

赤潮(あかしお)

島にやってきたお金持ち。

村有林に宝があるという情報を

知って買いに来た。

海太の父のことを知っている。

昔の離島

この時代のほかの漫画でも

同じようなことが描かれていた

記憶があります。

今は離島でも港や空港があって

離島といえばリゾート地という

イメージがあります。

この物語で出てくるような

港がなく、はしけという小舟で

船から荷物を積みかえて岸まで

運ぶような離島というのは

今ではちょっと想像がつかないです。

便利な世の中になったものです。

ネタバレ:最終回

最終回で海太の父が

生きていることがわかります。

赤潮と海太の父(海平)は、

昔、海平が赤潮を海で助けたそうです。

お礼に何か困ったことがあったら

訪ねて来いということで、

港を作ることで切羽詰まった海平は

赤潮を訪ねます、

その時に村有林の宝の古文書の話をして

赤潮は独り占めしたくなり古文書の

写しを奪った。

父は工事の時に頭を打った後遺症で

記憶をなくしつつあり、赤潮がそのまま

自分の会社でこき使っていた。

いつか記憶が戻ることはあると

いうことと、海太が大人のなる頃には

港も出来ているだろうという

明るい未来の予感で終わっています。

感想

「町からきた山猿」と違い

シリアスなお話です。

海太がかっこいいです。

ひどい扱いを受けても

心正しく生きている。

流されたはしけを取りに

海に飛び込んではしけに乗り

嵐の中を頑張って操縦します。

村の人たちには、海太がはしけで

海に出たと誤解されますが

小さい子供たちの証言で誤解は解けます。

不器用で、正義感の強い男の子です。

「町からきた山猿」を探して見つけた

コミックス化情報はありません。

「町からきた山猿」と同じく

検索して国立国会図書館にたどり着き

見つけました。

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